
首都高の距離別課金制度は本当にお得なのか教えて下さい…。

>>>走る距離が長くても短くても一律700円という首都高の料金は理不尽だ、そう感じている人も多かったことでしょう。
以前から料金制度の見直しが叫ばれてきた東京の首都高速道路ですが、ついに2008年からは距離制課金、つまり走る距離によって料金が変わる制度が始まりました。
「これでやっと平等になる」と安心した人もいるでしょう。しかし、疑問の声が上がっています。
制度開始前に検討されていたのは、初乗り料金が210円、それ以降は1キロメートル当たり31円の距離料金を加算するという計算方法です。これだと3キロメートル走れば300円ほどで、高速道路として順当な料金となるはずです。「短い距離しか首都高に乗らないのに700円は高い」という不満があったドライバーには嬉しい話でしょう。
しかし、逆に首都高を長く走るドライバーにとっては話は違ってきます。計算では最長1700円ほどにもなり、実質的にはかなりの値上げになるのです。
また、首都高速道路側は「近距離でも首都高を使うドライバーが増えて、一般道の渋滞緩和にもつながる」と主張しています。ですが今までは「遠くまで走っても700円だから首都高を利用しよう」と考えていたドライバーが、一般道を利用するというケースも増えるはずです。そう簡単に一般道の渋滞緩和につながるはずがないという声も多いです。
第一、この距離制課金はETC装着車だけが対象であり、ETCをつけていない車をどうするかは実は2008年の段階ではまだ考慮中でした。全ての利用者が納得するシステムを考え出すのは確かに難しいことです。しかし、日常的に利用する首都高ですから、やはり誰もが気持ちよく受け入れることができるシステムにしてほしいものです。

