雑学クイズzoo > 日本の”地下空間”はどこまで利用できるのか?

日本の”地下空間”は一体どこまで利用できるのか、教えて下さい…。

>>>東京都で計画しているのが「外かく環状道路」です。都心から放射状に延びる高速道路を環状につなぐ道路で、これを利用するとドライバーは都心を通らず隣県に抜けられます。完成すれば渋滞の緩和に役立ち、経済効果も大きいといいます。
とはいっても、既に都内には縦横無尽に道路や鉄道が張り巡らされています。新しい道路など建設できるのでしょうか。
実は、この道路は東京の地下に通す予定なのです。それも深さ40メートル以上という非常に深いところにトンネルを掘り、そこに通すことを計画しています。
ここまで掘り下げると一般のビルの地下室よりも深く、またガスや水道などの配管にも全く影響しなくなります。
そこで国はこれを「大深度地下」として、平成12年に「大深度地下の公共的使用に関する特別措置法」を施行し、これを利用できるようにしたのです。
ただし、建設が認められるのは道路や地下鉄などといった公共性の極めて高い事業だけであり、また地域も首都圏や近畿圏の市街地など限定されています。
とはいっても、ここまで地下深い場所に建設することになると、これまでの地下工事よりも建設コストが格段にかかり、完成後の維持管理や安全性などにも問題が残ります。
そのため、実現するにはいくつものハードルを乗り越えていかなければならず、具体化までにはまだまだ時間がかかりそうです。
大深度地下は首都圏の下に全く利用されていない土地を発見したようなものです。今後様々な開発が行われることは間違いないでしょう。

