雑学クイズzoo > 畳のヘリや部屋の敷居はなぜ踏んではいけないのか?

畳のヘリや部屋の敷居はなぜ踏んではいけないのか教えて下さい…。

>>>イングリッシュガーデンや北欧風の家具が流行するなど、日本人の欧米住宅への憧れは依然として根強いものがあります。
室内を見ても、掃除のしやすさが受けてフローリングの床が人気ですが、やはりそこは日本人の家屋で、一軒に一部屋は和室がしつらえてあるものです。
畳の部屋で何気なく生活しているとつい忘れがちですが、「畳のヘリは踏んではいけない」というマナーがあります。そのいわれのルーツは奈良時代までさかのぼります。
当時、畳一畳分のわずか2平方メートル足らずのスペースが、最低限度の生活空間とされていました。つまりヘリの向こう側は他人の領域という「境界線」の意味があったのです。
ちなみに、部屋の敷居を踏んではいけないといわれますが、これも畳のヘリと同じ理由でタブーとされています。
また、現在の畳はほぼ平ですが、昔の畳はヘリのところに小さな段差があり、そこに爪先を引っ掛けて転びかねない危険がありました。そのため、常にヘリを意識して畳の上を歩く必要があった事情が、こうしたマナーを生んだという説もあります。
実行している人は少ないかもしれませんが、何気ない振る舞いの中に取り入れることができれば、礼儀を知った大人として見られることでしょう。

