Home > 言葉遣い > 「1000円からお預かりします」の「から」はなぜ間違い?
「1000円からお預かりします」の「から」はなぜ間違い?

「1000円からお預かりします」の「から」はなぜ間違いなのか教えて下さい…。

>>>例えば、コンビニエンスストアで会計をするときに小銭が足りず1000円札を出したとしましょう。その際レジの人に「1000円からお預かりします」と言われたことはないでしょうか。
通常「から」という言葉は、”人”から”モノ”を預かるときに使うもので、「1000円札という”モノ”から預かる」という言い方はしません。従って上の場合は「から」は必要なく、単純に「1000円お預かりします」でよいのです。
ただし、「1000円のお預かりから○○円のお釣りをお返しします」という言い方は間違いではありません。また、もし会計で支払い金額が1000円ちょうどだったときには、「1000円頂戴します」が正しいです。
このような違和感のある言葉遣いで、ファミリーレストランなどでよく耳にするのが、「ご注文のほうはお決まりですか」です。先ほどの「から」と同じで本来の言葉の意味から外れる(「ほう」とは方向を意味する)ため、「ご注文」の次に「ほう」を付ける必要はありません。このような言葉遣いは、若者を中心に使われていることが多いようです。
中には「から」や「ほう」を付けたほうが丁寧な言い方だと勘違いしている人もいます。しかし、それは大きな勘違い。きちんとした日本語を覚えたいものです。
関連記事