雑学クイズzoo > 言葉の頭に「お」を付けただけでは尊敬語にならないのか?

言葉の頭に「お」を付けただけでは尊敬語にならないのか教えて下さい…。

>>>相手のすることや持ち物、ある状態などに対して尊敬の意を表すのが尊敬語です。しかし言葉の頭に「お」をつけるだけで尊敬語になるわけではありません。
例えば「食べる」は、つい「お食べになる」と言ってしまいがちですが、正しくは「召し上がる」です。「言う」も同様に「言われる」ではなく「おっしゃる」であり、「見る」は「ご覧になる」、「来る」は「いらっしゃる」と変化します。
もちろん「お+~になる」で尊敬語となる動詞も多くあります。「お話になる」「お聞きになる」「お思いになる」などです。
名詞も「お」を付けていい場合とそうでない場合とがあります。「お手紙」「お電話」「お元気」などは正しいのですが、「おコーヒー」「お電車」などとは、たとえそれが相手のものであっても決して使いません。
「お」を付けるべきでない名詞のルールは以下の四つ。これを覚えておくと妙な敬語にならずに済むでしょう。
まずは外来語です。「おビール」「おトイレ」は接客業などでは一般的ですが、本来はこのようには使いません。次に公共物。「お役所」「お教室」と使いがちですが、こう言うとかえって厭味な表現になりかねません。
動植物に対しても同じで、「お犬」「お猫」「お草」とは言いません。最後に自然現象。雨や地震や台風に「お」を付けたりはしません。ちなみに、子供に対して「お山」などと言うことはありますが、大人同士の会話ではやはり使わないでしょう。

