雑学クイズzoo > 問題になっている「サ入れ言葉」とは何か?

問題になっている「サ入れ言葉」とは何か教えて下さい…。

>>>電車内で車掌が「乗車券を拝見させていただきます」、テレビでは年配の歌手でさえ「新曲を出させていただきました」。更に、会議やショーなどの司会者が「そろそろ始めさせていただきます」…
上のように、近頃やたらと耳にするのが「~させていただきます」という言い回しです。使っているひとたちはこれが最上の敬語だと思っているかもしれませんが、それは大きな勘違いです。
正しい日本語の使い方という点でいえば、「させていただく」は相手または第三者の許可を受けて行う行為、またはそのことで相手から恩恵を受けるという気持ちのある場合に使われる表現です。
「させていただく」は「する」の使役「せる」に「さ」をつけ、「もらう」の謙譲語「いただく」とくっつけたもの。よって「サ入れ言葉」と呼ばれ、最近過剰な敬語表現として問題にもなっています。
そこで冒頭の三つの言い方を正してみると、「乗車券を拝見します」「新曲を発表いたしました」「開始いたします」でそれぞれ十分な謙譲表現になります。
昔から「過ぎたるは猶及ばざるが如し」といいますが、まさに「させていただく」とは過剰で、使用を避けたほうがよい表現なのです。

